高校英語

絶対間違えない5文型の本質的な見分け方

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皆さんは5つの文型の区別はつきますか?
感覚で考えていると、簡単な文なら大丈夫でも長文になった途端文型を取り間違えてしまいがちよね
今回はそんな文型を本質的に絶対に見分ける方を解説します
(本記事では5つの「文型の特徴と使い方」に関してはある程度知っているものとして「文型の見分け方」を中心に扱います)

よくある間違いについて

まずは多くの人がしてしまう文型の間違った取り方について説明します
試しに以下の例文で文型をとってみてください。

一度は文型を習ったことのある人ならば、以下のAくんのように考えるのではないでしょうか?

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この例文の意味は「彼は良い生徒である。」なので「彼=良い生徒」の関係が成り立っています! よって2文型SVCのS=Cに対応するので答えは2文型です!

確かにAくんの最終的な答えは合っていて、文型は以下のような2文型になります。

しかしAくんの解答は残念ながら間違いなんです
どこが間違えているかというと、日本語訳を考えてから文型を取ってしまっている点です
正しくはまず文型を考えてから日本語訳を考えるです
つまり全くの逆なんですね!

上の例文レベルだと簡単に訳せてしまうためすぐに2文型だとわかりましたが、もし英文が長い上に難しい単語のオンパレードで、すぐには和訳が思いつかない場合どうでしょうか?
このやり方だと厳しいですよね
そこで今回は日本語訳には頼らない文型の見分け方について解説していきます

品詞と記号のルールについて

文型を見分けるのに用いるのはズバリ単語の品詞です!
皆さん品詞は大丈夫でしょうか!?
形容詞と副詞との違いが特に重要です(不安なかたは品詞の見分け方参照)

ここでは、そんな品詞ととのルールについて説明します
実は品詞と文型で登場する記号(S,V,O,Cの4つ)との間には一定のルールが存在します
つまり品詞からある程度記号を推測できるということです!
そのルールをまとめたのがこちらです

ご覧の通り、ルールといっても単純なものが多く、そこまで難しく考える必要はありません!
念のため順を追って説明していきます!

名詞

まず名詞ですが、記号で言うとS(主語)やO(目的語)やC(補語)になることができます
つまりV(動詞)以外の全てになりうるということですね!
具体例は以下の通りです

上記の例文ではShe「彼女」がS、cake「ケーキ」がO、good student「良い生徒」がCと、いずれも名詞がS、O、Cになっていることを確認できますよね!

「名詞はSやOやCになる!」

と必ず覚えておきましょう。

形容詞

形容詞の中でも特に、単独で用いられる形容詞(例:She is beautiful.のbeautiful)、つまり叙述用法の形容詞は100パーセントC(補語)になります!
これはルールの中でも個人的に一番強烈だと感じているものです
なんたって100パーセントですから!
単独で形容詞が存在していたら、「補語Cだ!」と決めつけてしまって良いわけです

(単独の)形容詞は必ずCになる!

と覚えておきましょう。

副詞と接続詞

副詞と接続詞については

記号なし

です!
つまりS,V,O,Cの記号は一切つきません
とても楽で良いですよね!
ただし余裕があれば、その副詞はどこにかかっているのか、接続詞は何と何を繋いでいるのかは必ず抑えておきましょう

前置詞+名詞

前置詞は後ろに必ず名詞が来るので、「前置詞+名詞」とかたまりで捉えることにします
そしてこのかたまりに関しても副詞や接続詞と同様に

記号なし

です!
ただし英文には、以下のように「前+名」とだけ書き込んでおくようにしましょう

前置詞+名詞について補足

余裕がある人は「前+名」についてもう1つ知っておいて欲しいことがあります
それは「前+名」は意味的には形容詞or副詞になることです
以下の2つの例文をみてください

上記の例文ではin kyoto「京都にある」が名詞であるmy house「私の家」にかかっているので形容詞、to school「学校へ」が動詞であるwent「行った」にかかっているので副詞の役割を果たしています
(例文では形容詞を( )で、副詞を⁄ ⁄で囲んで表しています。また「かかっている」の意味がいまいちピンと来ないかたは「品詞の見分け方」参照)

このように「前+名」は記号なしでも意味的には形容詞or副詞だと知っておくことも大切です

 

記号の付け方

ここまで品詞と記号の間にあるルールについて確認しました
ではいよいよ英文における記号のつけかたについて解説しましょう

記号をつけるときは以下のように3つのステップ1,2,3の順に考えていくと分かりやすいです

ステップ1で終わらなければステップ2、ステップ2で終わらなければステップ3と進むことで、最終的にどんな英文でも記号をつけることができます!
これだけだとまだ良くわからないと思うので各ステップについてもう少し詳しく解説していきます

ステップ1:品詞で考える

ステップ1では各単語の品詞から文型を考えます
まずは以下の例文で考えましょう

例文) She is beautiful.

Sheは名詞、isは動詞、beautifulは形容詞ですね!
このあと先ほど述べた、品詞と記号との関係をここで用います
名詞は「S,O,Cになれる!」でしたよね!
Sheは文頭にあるのでここではSになります
そしてisはbe動詞なのでもちろんVです
最後にbeautifulは単独で用いられている形容詞...

そう!100パーセントCのルールでした!
これをまとめると以下のようになります

この例文ではステップ1だけで2文型であることが確定したので、ここで終了です
以下のステップ2は、ステップ1で文型が確定しなかった場合に進みます

ステップ2:S=CまたはO=Cが成り立つか考える

ステップ2ではS=CまたはO=Cが成り立つかどうかで考えます
今度は以下の例文で考えましょう

例文) I have a lot of money.

まずはステップ1を考えて、Iは主語Sとhaveは動詞Vをとする所まではさきほどと同じですが、今度はa alot of money「たくさんのお金」という名詞がきました
文頭ではないためSではありませんが、それでもまだOもしくはCの可能性があり、ステップ1では文型を確定させることが出来ませんね


ここでステップ2の登場です!
もし仮にa lot of moneyがCだったとしましょう
すると2文型となり S=Cが成り立つので「私=たくさんのお金」となりおかしなことになってしまいます

よって今回はS=Cが成りたつ他ないので、Oであることが分かり、3文型であることが確定しました!

もう1つ例文を挙げましょう

例文) He passed me the salt .

ステップ1を用いるとHe passedがS Vまでは簡単です
次のmeはI,my,me,mineを覚えていれば目的語Oであることはすぐに分かりますが、仮に忘れていても、もしCだとしたら2文型のS =Cが成立してしまい、「彼=私」となるのでおかしいですね
そして次のthe saltは名詞なのでOもしくはCです
よってここまでで4文型「SVO1O2」もしくは5文型「SVOC」であることが分かりました

ここでステップ2に従い、今度は「O=C」が成り立ちか確認してみましょう
今もし「O=C」だとしたら「私=塩」となり、明らかにおかしいですよね
よってmeに引き続きthe saltも目的語Oとなるので4文型「SVO1O2」であることが確定しました
これをまとめると以下のようになります

ちなみにpassの意味は「渡す」なので日本語訳は「彼は私にその塩を渡した」となりますが、仮にpassの意味が分からなくても、4文型の動詞はgiveのイメージであることを知っていれば、大体の意味を把握することが出来るのは以前お伝えした通りです(文型の特徴記事参照)
そしてこのステップ2をもってしても文型が確定しない時にはいよいよ最後のステップ3へ進みます

ステップ3:動詞が自動詞か他動詞かどうかで考える

ステップ3では動詞が自動詞か他動詞かどうかで考えます
まずは以下の2つの例文をみてください

例文) He knows a good student.  He is a good student.

ステップ1を適用するとどちらも主語S,動詞Vが続いて、a good studentがOもしくはCとなることが分かります
そしてステップ2ですが、先ほどと同様、「S=C」が成り立つか考えます
するとどうでしょうか?
今回の場合、「彼=良い生徒」かどうかは私達には判断できませんよね...
(彼の学校の先生とかならわかるのかもしれませんが笑)

よってステップ2でも判断がつかないわけです
ではステップ3ではどうするかというと、動詞が自動詞なのか他動詞なのかで考えます
また別記事でも詳しく解説しますが、自動詞とは1,2文型の動詞のことで目的語Oがありません
一方、他動詞は3,4,5文型の動詞のことで目的語Oが存在します

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他(目的語)を伴う動詞で他動詞なんだ!だから他動詞Vは「〜をVする」や「〜にVする」のように、目的語が入るような訳しかたで覚えておく必要があるよ♩

今回の例文ではknowは「〜を知っている」で他動詞、isは代表的な自動詞なので、左の例文は3文型「SVO」、右の例文は2文型「SVC」だと確定します

また記号を取るのに慣れてきて、動詞が自動詞か他動詞かきちんと把握できているのであれば、ステップ1,2をスキップしていきなりステップ3を考えて記号を取っても良いです!

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ステップをスキップするのは慣れてからでも大丈夫だよ♪

 

まとめ

いかがでしたか?
品詞と記号(S,V,O,C)間のルールを正しく把握した後、3つのステップさえ踏まえば、必ず文型を取れます!
非常に大事なのでもう一度まとめておきます!

また文型を正しく取るためにはいかに英単語の品詞を知っておくことが大事か分かっていただけたのではないでしょうか?
(いざ文型を取ろうとしても「そもそも単語の品詞がわからない」「動詞が他動詞か自動詞か分からない」といった問題に悩まされることが多いです)
なのでもしこれから単語帳などで英単語を覚える際には

  1. その単語の品詞は何なのか
  2. 動詞の場合、他動詞か自動詞か

を必ず意識するようにしましょう!

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