大学入試では3パターンのused toが頻繁に登場するので、いずれも区別できるようにしておくことが重要です
今回は各表現について例文とともに簡単に解説します
今回のポイント
今回抑えて欲しい内容は以下の通りです
- 以下の3パターンのused toの区別がつくようにする
では説明していきます!
① A used to V
1つ目はA used to V「Aは以前はよくVしたものだった」で例文は以下の通りです
例文) I used to play tennis.
「私は以前はよくテニスをしたものだった」
この場合はused toが「以前は〜したものだった」になる助動詞だと捉えると分かりやすいので覚えておきましょう
② A is used to Ving
2つ目はA is used to Ving「AはVすることに慣れている」で例文は以下の通りです
例文) I am used to getting up early.
「私は早起きするのに慣れている」
これは(今は使われなくなった)英語表現 use A to B「AをBに慣らす」の受動態A is used to B「AはBに慣れている」だと考えると良いです
そのためtoは前置詞でBには名詞が入るので、Bに動詞を入れたい場合はVing「Vすること」という動名詞(動詞を名詞にしたもの)を使うことになります
特にセンター試験では①と②の区別が出やすいので気をつけましょう
③ A is used to V
3つ目はA is used to V「AはVするために使われる」で例文は以下の通りです
例文) Boards are used to make floors.
「板は床を作るために使われます」
この表現はイディオムでもなんでもなく、単純にuse A 「Aを使う」の受動態 A is used「Aは使われる」にto不定詞の目的用法「〜するために」が続いています
たまに長文で登場することがある(速読英単語必修編でも見かけました)ので①と②と混同しないように気をつけてください